仙台・宮城の中小企業診断士 / 経営コンサルタント 翠星企画株式会社 代表取締役 細野哲平ブログ

東北地方の中小企業経営者が会社を経営していくうえで
役立つであろう内容を中心にお届けしていきます。

ものづくり補助金の公募が開始されました

2019年2月20日
久々のブログ更新になります。
ものづくり補助金の公募が開始されましたのでそのお知らせです。
 
正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」ということで、「中小企業・小規模事業者等が取り組む、生産性向上に資する革新的なサービス開発・試作品開発・生産性プロセスの改善に必要な設備投資等を支援する」補助金となります。
 
基本的なところは過去の公募内容と違いはない感じですが、今回、クラウドファンディング使って資金調達実績作ると加点されるようになったようです。
 
1次締め切りはなんと今週末の2/23(土)。一週間でどうしろと?という気もするのですが、これは事前に準備していたところや、前回不採択で再チャレンジするところ向けなのでしょう。
実質の締め切りである2次締め切りは5/8(水)となっています。
 
詳しくは、中小企業庁のウェブサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/kei…/sapoin/2019/190218mono.htm
 
 
基本的には情報発信はメルマガとfacebook公式ページで行っていますが、
広く発信したいときなどにはブログも更新したいと考えております。
不定期ではありますが、今後も時々覗いていただけると嬉しいです。
 
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小規模事業者持続化補助金の採択結果が発表されました(平成29年度補正予算)

2018年7月25日
先日、7/19(木)に小規模事業者持続化補助金の採択結果が発表されました。
商工会議所エリア
http://h29.jizokukahojokin.info/index.php/saitakusha29/
 
商工会エリア
http://www.shokokai.or.jp/?post_type=annais&p=6129
 
 
まだ正確な数字は把握できていませんが、周囲の話を聞いていると、今回の採択率は高かったようです。
 
採択された事業者の方、おめでとうございます。
 
過去エントリーでも書きましたが、初めて補助金に採択された方向けに、改めて補助金活用の際の注意点を書いておきます。
 
1.書類の取得、整理、保存をきちんと行う
補助金を始めて使ったという方からは、書類の作成や整理が大変だったという声を多く聞きます。
経費を使うためには、基本的には1つ1つの出費に対して、見積依頼書、見積書、発注書、注文請書、納品書、請求書、領収書を全て揃える必要があります。(経費内容によって一部異なります)
事業者によっては、これまでの商取引で使ったことの無いような書類や、購入や申込の際に、こちらから要求しなければもらえない書類などもあります。
 
使用経費の1つ1つについて、必要書類をよく確認の上、漏れなく取得、整理していってください。
これが漏れてしまうと、その分の経費が認められず、補助金が減額になってしまいます。
 
 
2.計画の変更は認められない場合もある
申請の時に提出した計画を変更しようとする場合は必ず補助金事務局に確認してください。
書類での変更申請が必要な場合もありますし、場合によっては変更が認められないこともあります。
 
無断で計画を変えてしまうと、補助金が減額、最悪、取り消しになってしまう可能性もあるのでご注意ください。
 
また、出費経費の変更にも色々と制約があります。例えば予定していた広告(広報費)をやめて、代わりにアルバイト(雑費)を使おうとしても、申請時に計上されていなかった経費を後から申請することはできないことが多いです。
 
細かい内容は補助金ごとによっても異なりますので、細かいことは採択後に郵送されてくる「補助事業の手引き」の冊子で確認、または事務局に確認するようにしてください。
 
 
3.実際にお金がもらえるのはかなり後
補助金がもらえるといっても、実際にお金が入るのはかなり後です。
事業が全て終了し、各種書類と共に終了報告を補助金事務局に行って書類検査が通ったあと、そこから数ヶ月かかると思ってください。
 
参考までに、去年度の持続化補助金で、当社は12月に終了報告を出しましたが、最終的に補助金が入金になったのは翌年の3月です。
 
くれぐれも資金繰りにはご注意ください。
 
 
細かいことは商工会議所や商工会のホームページや、「補助事業の手引き」の冊子に記載があります。
また、これから商工会議所や商工会で説明会等も開催されるはずですので、そちらに参加されることをお勧めします。

2018年版 中小企業白書、小規模企業白書が公表されました

2018年4月30日
先日、中小企業庁より2018年版の中小企業白書、小規模企業白書が公表されました。
2018年版 中小企業白書
2018年版 小規模企業白書
 
 
これらの白書は、中小企業および小規模企業を様々な角度から分析した資料です。
読んでみると、今後出てくる補助金等の支援施策の方向性が見えてくることもあります。
両方ともかなりのボリュームがあるのでまともに読むと大変ですが、概要だけなら12ページですので、概要を読んでみて、興味がある部分だけ本文を読んでみるとよいでしょう。
 
2018年版 中小企業白書・小規模企業白書概要
 
 
ちなみに2018年版白書 10のポイントは以下の通りです。
(概要からの引用)
1.中小企業の景況感は改善傾向にある一方、大企業との生産性格差は拡大。
2.未来志向型の取引慣行に向けて、下請取引は着実に改善。
3.IT導入等を行う上でも、業務プロセスの見直しは生産性向上の大前提。
4.幅広い業種で多能工化・兼任化の取組が進展。生産性向上にも寄与。
5.IT導入のきっかけとして重要となるのは、地元のITベンダーなど身近な相談相手。
6.業務領域や一企業の枠を超えて連携することでITの効果は飛躍的に高まる。
7.生産性向上のためには前向きな投資が重要。引き続き投資を促進する必要。
8.事業承継等を背景に、中小企業のM&Aは増加し、生産性向上に寄与。今後はマッチング強化が課題。
9.小規模事業者では、経営者に業務が集中。IT導入等による経営者の業務効率化が急務。
10.小規模事業者へ施策を浸透させる上では、支援機関の役割が重要。
 
 
今年は生産性向上とIT導入に特に力が入っている印象を受けます。
IT導入補助金の予算が5倍になったのも国の意気込みを感じますね。
 
あとは下請け取引の改善と、事業承継とM&A、フリーランスなどの”働き方の多様性”あたりがテーマとして掲げられています。
この辺もそれぞれ支援施策が設けられています。
 
 
ちなみに余談ですが、中小企業診断士の試験科目の1つは、この白書から出題されるので、中小企業診断士受験生の皆さんは一生懸命この白書を読んでいるはずです。
 
私も受験していたころはほぼ全文を読んでいましたが、どうしても読んでいるうちに眠くなってしまうのですよね(苦笑)