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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2024年4月22日

取り組みを継続するために必要な2つのこと(1)

起業・経営について

経営者の相談に乗っている中で、

いわゆる「強み」についてお話する機会は多いです。

顧客の獲得や、競合との差別化に繋がるような「強み」にはいくつかの種類があるのですが、

その中でも長年の積み上げで築き上げてきた「強み」は強力です。

まずなんといっても簡単に真似ができません。

後発で同じことをやろうにも、何年もかかることが明らかであれば、参入意欲がわきにくいため、新規参入も起こりにくくなります。

特に中小企業は社長の力によるところが大きいので、

何か1つのことをコツコツやれる社長というのは、

会社の強みを作りやすいのではないでしょうか。

そうはいっても、1つのことを地道に継続するというのは簡単なことではありません。

仕事のことであれ、プライベートなことであれ、

これまで何かをやろうとして挫折した経験の1つや2つはある方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は

「取組みを継続するために必要な2つのこと」

と題して物事を継続するためのコツを2つお伝えします。

ちょっと長いので2回に分けまして、今回は1つ目をお伝えします。

1つ目は

「自分にとっての優先順位を上げる」

ことです。

物事を続けられない理由というのは色々あると思いますが、

1つ大きな理由として、

「自分にとっての必要性が低いように感じる」

から続かないのです。

(この「感じる」というところが肝です)

要は優先順位を自分の中で低くしてしまっているのです。

たとえば、自分の命に係わることであれば、何が何でもやると思います。

なかなか禁煙できないという人でも、医者から

「あなたは今後タバコ吸ったら死にますよ」

と言われてしまったら禁煙できるはず。

命には直接関わらなくても、目先の仕事をこなすのに必要なことであれば誰だってやるはずです。

たとえば、

「目の前の注文に対応するための商品制作に関する技術を身に付ける」

とかですね。

別な例として、同じ「英会話を身に付ける」でも、

「いつか海外進出するときに備えて英会話を身に付けよう」

というのと、

「今日からアメリカで新規顧客開拓に取り組まなければならなくなった」

という状況では、必要性の感じ方が全く違うはずです。

よって、何かに継続して取り組もうとするならば、

まずは「自分にとっての必要性を明らかにする」ことです。

それをやることで何が自分にとってためになるのかを明確にしましょう。

そうすることでおのずと取り組みの優先順位も上がるはずです。

ちなみに、

「これをやったらもっとよくなる、幸せになれる」

といったプラスの方向性でもよいのですが、

「これをやらないと大変なことになる、苦しい思いをすることになる」

といったマイナスの方向性の方がより必要性を感じやすくなります。

今回は以上となります。

2つ目は次回お伝えいたします。

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