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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2024年3月25日

市場規模を見誤っていないか?

起業・経営について

新規事業や新商品・新サービスを検討する際には、「これはどのくらい売れるだろうか」といった、いわゆる市場規模を考えなくてはなりません。

この市場規模がベースとなり、想定売上の算定や、その獲得に必要な組織体制、コストなどを検討していくことになるはずです。

想定する市場規模によって適正な組織規模や必要資金・コストは変わってきます。

そういった意味では市場規模の推定はシビアにやるべきでしょう。

ところが当初想定していた市場規模と、実際の市場規模が大きく異なってしまうことがあります。

これは、市場全体と自社が対象とする市場セグメントを勘違いしていることが原因です。

自社が対象とする市場セグメントがあまりに特殊で、市場のごく一部しか対象にならないことに気づかず、市場全体の売上規模を元に事業を進めてしまうのです。

例えば、ある業界向けに特化したITシステムを開発、販売するとします。

その場合、市場規模(売上見込)を出すのであれば、その業界の企業数×販売単価×シェア率といった式が立てられます。

しかし実際は、その業界の中でも、

年商3億~10億程度、

従業員数30名~100名程度、

業務プロセス中に〇〇が入っていること

といった感じで色々な制約が入ると、セグメント化された市場は全体のほんの一部でしたということになるかもしれません。

市場規模100億だったら、まずは10%シェアを取って10億円くらいかなと考えていたのが、実際の市場規模が20分の1の5億円だったら、シェア100%でも見込みの10億円には達しません。

これでもし、10億円の売上を見越して、それ相応の投資や体制構築をしていたらどうなるでしょう。

無駄に大きな体制は重い固定費となり、大きな赤字を出してしまうことになります。

当然、投資は回収できません。

このようなことにならないためにも、自社の商品・サービスの対象となる顧客はどの程度

いるのかということはしっかりと見定めましょう。

その上で、必要な投資や費用を計算し、本当に利益が出せるのかを検討していく必要があります。

以上、参考になれば幸いです。

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