仙台・宮城の中小企業診断士 / 経営コンサルタント 翠星企画株式会社 代表取締役 細野哲平ブログ

東北地方の中小企業経営者が会社を経営していくうえで
役立つであろう内容を中心にお届けしていきます。

12

病気は生活の赤信号

2018年5月28日
先日、ギックリ腰をやってしまいました。
幸いにもさほど重症ではなく、数時間で歩けるようになり、数日で痛みも無くなったのですが、健康のありがたみを実感するいい機会となりました。
 
 
「病気は生活の赤信号」という言葉があります。
病気になるのは、そもそも自身の生活に問題があるからであって、病気という形を通じて問題があることを自身の身体が教えてくれているのだということのようです。
 
確かに20代の頃は睡眠時間を削っても、まともな食事をとらなくても「ちょっと具合が悪いな」程度でしたが、30代も後半になると、年々体力の衰えを実感せざるを得ません。
 
そういえば母親から「ちゃんと食べて、ちゃんと寝なきゃダメだよ」と言われていたことを思い出しました。
 
言われた時は「はいはい、わかったよ」という感じで軽く受け流していたのですが、この食事と睡眠が健康を維持する根幹になっていることにようやく最近気づきました。
 
 
何事も健康でなければ、楽しめませんし、頑張れません。
子供たちもまだ小さいですし、個人的に楽しみたいことも色々あるので、まだまだ健康であり続けたいです。
 
仕事の上でも、健康でなければ、パフォーマンスを出し続けることはできませんし、急な病気などをしてしまっては、お付き合いいただいているお客様にご迷惑をおかけすることになってしまいます。
 
ここから先、放っておくとどんどん体力は落ちていく一方なので、より一層、健康維持についても気を配っていかなければならないなと思う今日この頃でした。
 
ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、あとは少し運動もしなくては。
 

未来の数字をシミュレーションする方法 その3

2018年5月21日
未来の数字をシミュレーションする方法シリーズ
その1
その2
 
これまでのエントリーでは、将来の売上、経費、利益の予測を立てて数値計画を作ること、”未来の数字のシミュレーション”のやり方の全体像、環境の変化予測の方法、費用計画の作り方についてご紹介しました。
 
最終回となる今回は、売上計画の作り方についてご紹介します。
 
 
売上計画は、費用計画と比べるとちょっと作りづらいです。
というのも、費用は過去に使うと決めたものだったり、これから使う予定のものだったりと、自社でコントロールできるものがほとんどです。
しかし売上は顧客という相手があって初めて成り立つものですので、予測しづらい部分があるのです。
 
 
とはいえ、まったく予想ができないわけではないはずです。
BtoBの業務であれば、まずは手始めに、すでに契約が成立している、もしくは受注確度の高い案件についての見込み数字を入れていきます。
 
いわゆるストック型(連続型)の売り上げが多い会社であれば、これである程度の売上予測が立つのですが、フロー型(単発型)の売上が多い会社だと、売上見込みが立つのは数カ月程度先までしかないかもしれません。
まだ営業アプローチすらかけていない、存在しない案件の売上などわかるはずがないということですね。
 
その場合、まずは、過去3~5年程度の推移をみて、ひとまず売上前年比の増減率がそのまま継続するとしていったん数字を入れてみます。
その後、その1で分析した環境分析の内容を踏まえて、数字の増減を調整していくという流れです。
競争環境はどう変わってくるか、お客さんのニーズの変化はどのような影響があるか、自社の生産能力の変化はどうか、自社で今後力を入れていく商品・サービスは何か・・・こういったことを考えながら調整していきます。
 
 
また、BtoC、つまり消費者相手の商売の場合も、基本的にフロー型ビジネスの場合のやり方と同じです。
 
数字の調整部分で簡単な例を挙げると、小売業を営む会社の商圏地域の少子高齢化が特に進んでいるとして、「この高齢者向け商品は売上が増えそうだが、この子供向け商品は逆に売上が減りそうだ」といった感じですね。
 
 
このような流れで、ある程度の根拠を持った売上予測が立てられるようになります。
売上計画はあまり精度を求めすぎる必要はありませんし、求めても無駄です。
それよりも、売上予測と実績が異なってきたときに、なぜ予測と違ったのか、いったい何が原因なのか、何が起きているのかということを都度分析することの方が大事です。
 
 
これで、費用計画と売上計画が出来上がりました。
 
ちなみに利益計画ですが、
利益=売上 – 費用なので、
売上計画と費用計画(前回)が出来上がれば、自動的に利益計画は出来上がりますね。
 
以上で”未来の数字をシミュレーションする方法”のご紹介は終わりとなります。
この能力を身に着ければ、数字で先を見通せるようになりますので、従業員や金融機関などの関係者を納得させることはもちろん、自分自身も安心して経営していけるようになるはずです。
 
参考になれば幸いです。

未来の数字をシミュレーションする方法 その2

2018年5月14日
前回エントリー「未来の数字をシミュレーションする方法 その1」では、将来の売上、経費、利益の予測を立てて数値計画を作る”未来の数字のシミュレーション”のやり方の全体像と、第一ステップとして行う環境の変化予測の方法についてご紹介しました。
 
今日はその続きについて書いていきます。
 
 
内部環境とミクロの外部環境の変化予測ができたら、ここで得た情報をもとにして、売上、費用、利益といった数値計画に落とし込んでいくことになります。
 
今回は費用計画の作り方についてご紹介します。
 
 
まずは過去3年分程度、決算書をご準備ください。
損益計算書(P/L)の販管費内訳の費目ごとに、3年分の平均を出します。
(必ず3年でなければ駄目ということではありません。大体の目安です)
 
もし、何か特殊な要因があって、例年と大きく違う部分があれば、そこは取り除いた金額にしてください。
 
そこで出た金額をベースに、前回行った環境の変化予測の内容を反映させていきます。
たとえば、人が増える計画になっているのであれば、給与や社会保険料など、関連する費用が増えますね。また、定期的な昇給を行っているのであれば、それも反映させましょう。
または、設備投資をするのであれば、減価償却費が増えるでしょう。
オフィスの移転であれば、地代家賃が変わることになるかと思います。
 
こういった感じで、過去の実績ベースをもとに、変化予測の内容を反映させていくことで、費用計画を作っていきます。
 
費用に関することは、ほとんど自社でコントロールできることなので、予測を立てるのも、計画を作るのもそんなに難しくないかと思います。
 
 
次回(最終回)では、売上と利益の計画の作り方についてご紹介します。
 
12