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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2015年5月25日

私の外国語勉強法

雑記

今日はいつもと少し趣旨を変えて、外国語の勉強法をご紹介したいと思います。
近年特に、海外企業との取引や海外市場への進出によって、仕事上、外国語を身に付ける必要がでてくることもあるかと思います。
 
仕事であれば通訳を付ければ良い、という考えもありますが、やはり多少なりとも現地語でコミュニケーションできた方が相手は親近感を抱きますし、商談もスムーズになるのではないでしょうか。
 
そこで、文法に多少の間違いがあっても、相手と意思疎通ができることを目標として、約半年程度で「現地でなんとか1人で生活できる」レベルの外国語を独学で身に付ける方法をご紹介したいと思います。
私の場合は中国語ですが、基本は英語でも他の言語でも変わらないと思います。
言語によって多少難易度の差はあると思いますが、集中して取り組めば半年である程度のレベルまで持っていけます。
 
ポイントとしては以下の5点です。
1.ひたすら聞きまくる
2.ひたすらシャドウイング
3.使う機会を出来るだけ多く作る
4.知識の整理のために教科書的な本を読む
5.その国の文化や風習を理解する
 

1.ひたすら聞きまくる
よく言われていることではありますが、まずは聞きまくることです。
ヒアリング教材をポータブル音楽プレイヤーなどに入れて、通勤や移動などの隙間時間を中心に何度も繰り返し聞くのがよいでしょう。できればあまり日本語が入っていないものの方がリズムを崩されないのでよいです。
初めのうちは意味がわからなくても構わないので、まずは何を言っているのかを聞き取れるようになることが大事です。
個人的には、NHKの語学教材はクオリティの高いものが多いのでお勧めです。
 
そして時々は、教材のテキストを見ながら聞くようにしてください。
目と耳の同時でインプットすることで、より聞き取りがはかどります。
 
ポイントはいちいち頭の中で日本語に置き換えないことです。
日本語に置き換えていると音声のスピードについていけなくなります。
なるべく聞いた音を直接イメージするようにしましょう。
 
ある程度ヒアリングをやっていると、ある時突然、なんとなく何を言っているのかが理解できるようになります。
努力が報われた気がするのでちょっと嬉しい瞬間ですね。
 
2.ひたすらシャドウイング
ヒアリングと同時進行で行うのがこの「シャドウイング」です。
シャドウイングとは、リスニングで聞いた音声の後に、自分で同じ内容を口にすることです。(だいたい1文ずつ行う)
これによって、発音の練習が出来ると同時に、ヒアリングで聞いた内容を理解できているか確認することができます。
 
これを外など人目に付くところでやるのはちょっと恥ずかしいと思いますので、自室など、人目が気にならないところで思いっきりやりましょう。
 
3.使う機会を出来るだけ多く作る
相手とコミュニケーションを図るためには、当然ではありますが、聞くだけでは駄目で、話せるor書ける必要があります。
これはこれで訓練が必要です。言葉は使わないと身に付きません。
手っ取り早いのは、留学するなどして、強制的に外国語を使わざるを得ない環境に身を置くことです。
しかし、それが出来る人は限られていると思うので、普通に日本で生活しながら、外国語を使う機会を作ることを考えなければなりません。
 
お勧めの方法としては、その言語を母国語とする人と友達になることです。
今はネットで簡単に探すことができます。遠くに住んでいる人で実際に会うことは難しくても、今ではSNSやチャットツールなど色々ありますので、簡単に会話を練習できる友達を作ることができます。
 
よく言われることですが、異性の友達を作るとモチベーションが上がりますので、もし可能であれば是非チャレンジしてみてください。私はこれで中国語を覚えたようなものです(笑)
 
4.基礎を身に付けるために教科書的な本を読む
1~3をやりつつも、やはり教科書的な本を読んで、その言語の基礎を身に付けた方が、その後の伸びがスムーズになります。
 
どの本が良いかについては、言葉や個々人の相性にもよるので何とも言えない部分がありますが、選び方の文法や表現の使い方などに、丁寧に解説がある本がお勧めです。
大きな書店に行って何冊か見て、自分に合いそうな物を選ぶのが一番いいかなと思います。
あまり何冊も買うのではなく、1~2冊に絞ってその本を何度も読むようにした方がよいです。
 
ちなみに私は中国語の文法はこの本で勉強しました。10年前からあるのでロングセラーのようです。

 
5.その国の文化や風習を理解する
1~4に比べると直接的な言語能力習得に繋がるわけではありませんが、実際にその国の人とコミュニケーションを図る上ではやはり重要です。
その国に興味を持つことで、言語の勉強のモチベーションにも繋がります。
 
また、文化や風習とはちょっと違いますが、私は中国のポップス音楽が好きで、よく聴いていました。歌詞の中からいいなと思える言い回しを探したりできるので、楽しみながら勉強することができました。
 
外国語の勉強はある程度の期間をかけないと上達しませんが、いったん身に付けるとなかなか忘れません。
私も中国語を勉強したのはもう10年ほど前になりますが、帰国後あまり使わなくなったにも関わらず、今でもそれなりには喋れます。
 
なお、最近はちょっと思うところがありまして、再び中国語の勉強をしております。
中国語に限らず、外国語を勉強している方。地道な努力が必要だと思いますが、是非、一緒に頑張りましょう!

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