致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2018年10月3日

プレスリリースを活用して無料で会社や商品を宣伝しましょう! 3/3

起業・経営について

プレスリリース活用シリーズ
1回目(広告と広報の違い)
2回目(書き方のポイント)
 
 
今回(最終回)はプレスリリースの配信方法についてご紹介していきます。
 
 
まずは配信先のメディアをリストアップします。
 
各メディアの編集方針、コーナー・特集、傾向、消費者の層、規模などを踏まえて、取り上げてくれそうなメディアを選びます。
 
「広報・マスコミハンドブックPR手帳」という新聞・雑誌・テレビ・業界誌などの主要メディアの連絡先一覧がまとまった書籍があるので、これを参考にしてもよいでしょう。
 
ただし、この本には大手メディアが中心なので、地域限定や限られたターゲットに向けたPRには向いていないかもしれません。
 
その場合は、各メディアの連絡先を個々に集めていきます。
ウェブメディアの場合は、プレスリリース受付先を明記しているところも多いです。
 
 
次にメディアリストに対してプレスリリースを送付します。
ウェブメディアであればメールやウェブフォームからの送信が一般的です。
紙媒体やテレビであれば郵送orFAXが一般的です。
 
宛先は可能な限り、記者の個人名にした方が反応率は上がります。
何かメディアの記者につてがあるのなら、そこは積極的に活用しましょう。
たとえ何の繋がりがなくても、配信してもらいたいメディアの類似記事を見てみて、そこに記者名が書いてあれば、その方宛てに送ってみるのも一手です。
 
 
あとは、記者クラブ宛てにプレスリリースを投函するという方法もあります。
記者クラブとは何かというと・・・
公的機関や業界団体などの各組織の継続取材を目的とするために大手メディアが中心となって構成されている任意組織(Wikipediaより)
のことです。
 
プレスリリース配信者目線でざっくり言ってしまうと、まとめてプレスリリースを配信できる場所になります。
記者クラブは各都道府県に何か所かあり、所在地や加盟媒体は以下のサイトから調べることができます。
http://www.kisha-club.jp/05/
 
私も東北電力記者クラブには何度かプレスリリースを投函したことがあります。
 
以下のサイトに記者クラブへのプレスリリースについての説明がありますので、興味のある方はご覧ください。
 
プレスリリースを記者クラブへ出してみた(もやし工房)
https://www.moyashi-koubou.com/blog/pressclub/
 
 
 
最後にプレスリリース作成から配信までをサポートしてくれる配信代行会社をご紹介しておきます。
 
PR TIMES
 
@Press
 
共同通信PRワイヤー
 
 
これらの配信代行会社を使えば、プレスリリースの添削サービスがあったり、メディアリストも代行会社が用意してくれたりと至れり尽くせりです。
 
ただし、当然営利サービスなので費用はかかります。
だいたい相場的には1配信あたり3万円程度です。
 
初めてプレスリリースを配信するという方は、色々不慣れでしょうから、一度こういった配信代行会社経由での配信から始めるのがいいかもしれませんね。
 
 
 
以上、3回に渡ってプレスリリースを活用した会社や商品・サービスの宣伝方法についてお伝えしてきました。
 
広告費が限られる中小企業は、プレスリリースを上手に活用してブランド向上、売上アップにつなげていきましょう!

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