競合がいるからこそ戦略が必要
前回は経営戦略が必要な理由として、「経営資源が有限だから」ということをお伝えしました。
もう1つ忘れてはいけないのは競合の存在です。
もし競合がおらず、一切競争が無い環境で経営をしていけるのでしたら戦略は不要です。
好きなことを好きなように好きなペースでやればいいのです。
ただ実際にはそんなことをしていたら、あっという間に競合に先を越されて利益を奪われてしまうでしょう。
特に中小企業は自分より強力な競合がいることが多いです。
いかに少ない資源で多くの資源を持つ相手に勝つかを考えていく必要があります。
戦争というのは、個々の兵力が同じであれば、数の多い方が勝つというのがセオリーです。
なので例えば自分が80、相手が100の兵力を持つ場合、5つある戦場に自分が16ずつ、相手が20ずつで戦ったら自分側は全滅します。
これを自分側を30、25、25に配分して、3つの戦場で勝つことで3勝2敗にしていくのが勝利のための戦略となります。
要は特定の箇所に資源を集中させることで、総力戦では勝てない相手でも、特定の箇所では勝つことができるというわけです。
例えば飲食店なら、特定のメニューだけ力をいれて開発する、特定のお客さんにだけ気に入ってもらえるような店づくりをする、特定の地域でだけお客を集める、特定の食材だけこだわる・・・といった感じです。
経営で利益を出し続けるためには、自分が勝てる領域、得意な分野に資源を集中して、そこだけは競合に勝てるようにしていかねばなりません。
次回も引き続き経営戦略について書いていきます。
戦略の良し悪しを簡単にチェックできる方法をご紹介します。
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