人の行動を変える仕組みがあるか?
今回はお伝えするのは
「これから新たな取組みを始めていきたい」
「部下に変わって欲しい」
などと人に行動を変えてもらいたいときに押さえておくべき考え方です。
人が行動を変えるには、以下の3段階のハードルがあります。
頭(理解)→心(意思)→スキル
それぞれの段階に対してとるべき対策は違います。
頭(理解)・・・情報共有
心(意思)・・・人事評価(アメとムチ)
スキル・・・新しいやり方を教える(組織能力の向上)
今までずっとAという行動を取ってきた人を、突然Bに変えるのは難しいです。
ただ行動を変えろと命じられたとしても納得できないからです。
なので、まずは
「何故今までの行動Aではダメなのか」、
「何故新しい行動Bに変えないとダメなのか」
ということを頭で理解する必要があります。
ただ、人は頭で理解しただけでは行動は変わりません。
苦しい思いをして今までの行動を捨てて、
新しい行動を得るまでイバラの道を歩もうと心から思わない限り動きません。
他人事と思っているうちは行動は変わらないのです。
最後は頭でわかって心から変わりたいと思ってもスキルがついていかないという壁です。
実行する意思はあっても実行スキルがないと実行できません。
失敗する企業は間違っているところに間違った対策をやっています。
例えば、頭と心がないのに研修(スキル)ばかりやるというのはよく見かけます。
行動を変えたければ、3つのハードルに対して適切な対応をとることが大切です。
なお、大改革をやる場合はこの3つを同時に提示して進めていく必要があります。
以上、参考になれば幸いです。
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