上手くいかなかった場合の打ち手を考えていますか?
ビジネスには
「ここで止めないともう後戻りできない」ポイントがあります。
それを曖昧にしたまま意思決定を先延ばしにすることが死に至る典型的なパターンです。
計画通り利益が出ないことがわかっているのに、始めた以上、情が移って止められない。
もうちょっと頑張ったら利益が出るんじゃないかと赤字事業を延々と続ける。
これらは本当によくあるパターンです。
「コンコルドの誤謬」等で有名な「サンクコスト」が原因です。
客観的に考えればダメなことはわかっていても、
自分の身になると「止める決断」というのはとても難しいです。
これを防ぐには、事前に撤退基準を明確にしておくことと、プランBを用意しておくことです。
まず撤退基準は“事前に決めておく“というのが原則です。
途中で決めようとすると、撤退を決めきれなくて、基準が緩くなりがちなのでご注意ください。
プランBというのは、撤退基準に達したら行う行動計画。
いわゆるコンティンジェンシー・プランとも呼ばれるものです。
時々、
「失敗したときのことを考えると頭の中にそのイメージが出来てしまい失敗を引き寄せてしまう」
といった感じの話を聞くこともあります。
確かにそういう面が無いとはいいませんが、とはいえ、その失敗を致命傷にしないためにも、何らかの対策はしておいた方がよいと私は思います。
以上、参考になれば幸いです。
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