ビジネスで大切なことは、いい意思決定と行動によって結果を出すことです。
 
ただ、その前に、何に対して意思決定しようとしているのか、何に対して結果を出そうとしているのかを考えなければなりません。
 
いわゆる論点とか、イシューとか呼ばれるものです。
 
これがズレていると出発点ですでに失敗しているといえます。
 
 
イメージがわきやすいように１つ例題です。
 
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A社では、「いかに効果的な広告宣伝をするか」
という論点を設定し、それを検討した結果、
「広告宣伝に、去年の2倍の時間とお金を使う」
という意思決定がなされた。
この意思決定には重要な論点が飛ばされているが、それは何でしょう？
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これはそもそも何のために広告宣伝をするのか、その目的を考える必要がありました。
 
たとえば、
「A社の商品についていいブランドイメージを持ってもらう」
 
これが目的なのであれば、
「お客さんにどうやっていいブランドイメージを持ってもらうか」
というのが論点となります。
 
そうすると、その解決策としては、単純に広告宣伝の量を増やすだけではなく、商品開発、商品の見せ方、販売チャネル見直し、広告内容、接客方法・・・など、様々な選択肢が出てくるはずです。
 
「問い」を間違えると「答え」も間違えてしまうということですね。
 
 
以上、参考になれば幸いです。
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