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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2021年8月23日

負けない戦略は失敗から生まれる

起業・経営について

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
 
という言葉がある通り、負けには必ず原因があります。
 
また、勝ちにも負けにつながったかもしれない要素があります。
 
やはり失敗からこそたくさん学べるということです。
(自分自身のことを振り返ってみるとつくづく実感します)
 
30年以上継続している企業というのは、以下の3つの特徴を持っています。
 
1.負けない戦略
2.他社をしのぐ努力
3.運
 
この3つがすべて揃っていても必ず成功するわけではありません。
 
ただ、3つのうちどれか1つでも欠けると高い確率で失敗します。
 
たとえ瞬間的に上手くいっても継続できません。
 
 
必勝法はありませんが、まずは失敗の地雷を踏まないことが重要です。
 
地雷の排除については今後お伝えしていきますが、ほとんどが地道な作業です。
 
1つ1つは決して難しいことではなく、基本的なことができているかどうかです。
 
才能ではなく、地道な努力でできることです。
 
ちなみに地雷の排除を怠る理由として以下の5つが挙げられます。
 
1.当たり前すぎてつまらない
2.目先のことに忙殺されて基本を忘れる
3.コスパが悪いと感じる
4.新しいことをやらないと仕事をした気にならない
5.あれこれ考えずにカンで乗り切った方が早い
 
思い当たることがあったら要注意です。
 
ライバルの多くは地雷の排除をしないので、勝手に自滅していきます。
 
結果として負けない戦略をとった方が生き残るということです。
 
 
そして「運」について。
 
運はコントロールできないので、コントロールできる戦略と努力を高めることで成功率を上げていくというのが基本的な考えです。
 
また、戦略や努力を高める過程で運もついてきます。
 
 
人が一生のうちにあう幸運・不運の量は同じといわれています。
 
ただ、その出方が違うのです。
 
 
例えば全部が10だとして、最初に5回連続で幸運が来て、そのあと5回連続で悪運が来ると潰れやすいです。
 
5回連続で幸運が続いてしまうと、自分に力があると勘違いしてしまい、油断して注意を払わなくなります。
 
そのあと悪運が続いたときに、備えもなければ対応できる力もついていないので潰れてしまうというわけです。
 
これがもし交互に幸運と悪運が出た場合、着実に成長していけるので成功率が高まります。
 
この出方自体が運ともいえます。
 
 
運の中で最大のものは人との出会いといわれています。
 
どんな人と、どのようにして出会うか。
そしてその人とどんな付き合いにつなげていくか。
 
これらについては、ある程度自分で選択して行動できます。
 
そういった意味では、運もコントロールできるとも考えられますね。
 
 
幸運をつかみ取るには感受性が必要です。
 
幸運を察知して掴みにいけるかどうか。
 
不運を察知して回避できるか。
 
 
リーダーはその感覚を意識的に磨いておく必要があります。
 
また、リーダーを選ぶ際は、運の良さを見るようにしましょう。
 
よく
「運の良い人の近くにいると、なんとなく自分も運が良くなる」
といいますが、あながち外れていないと思います。
 
もちろん、逆もまたしかりです。
 
 
以上、参考になれば幸いです。
 
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