2016年12月13日
タオバオで稼ぐ! 初心者から始める中国輸出の教科書
書籍のご紹介
今日はEC(イーコマース)業界ではホットキーワードである中国越境ECに関する書籍をご紹介します。
タオバオで稼ぐ! 初心者から始める中国輸出の教科書(橋谷亮治 著)
タオバオ(taobao/淘宝)とは、中国でNo.1のシェアを持つECモールです。
2015年の流通額は35兆円を超えており、日本の楽天とAmazonとヤフーを足しても全然足元にも及ばない規模となっています。
これまで、タオバオの店舗から商品を購入(輸入)して、日本国内で販売するノウハウについて書いた書籍は複数出版されていますが、私が知る限り、タオバオに出店販売(輸出)するノウハウを書いた日本語の書籍は初めてです。
中国ECの概要からタオバオの登録、出店、運営、販促など、登録から運営に至るまでの一通りの内容は記載されています。
ただ、私の感想としては、中国語がわからない人がこの本だけを頼りにタオバオサイトを運営していくのはちょっと厳しいのではないかと思います。
とはいえ、全体的な概要をつかむには有用ですし、タオバオで販売した人民元通貨の資金を日本円で引き出すための方法などマニアックな内容も書いてあるので、参考にできる部分はところどころあります。(ただし、中国のこのあたりの事情はあっという間に変わってしまうのであくまで現時点の情報ということに注意は必要です)
中国ECに興味のある方は読んでみても損はないかと思います。