クラウドソーシングにおけるプロジェクト形式での発注方法(2/3)
前回に引き続き、クラウドソーシングにおけるプロジェクト形式での発注方法についてお伝えします。
プロジェクト形式の概要については以下のURLが参考になります。(クラウドワークスのウェブサイト)
http://crowdworks.jp/articles/3488/
プロジェクト形式の場合、まず依頼したい案件の内容を提示し、それに対する見積り・提案を募ることになります。
精度の高い見積り・提案を受けるためには、案件の内容が具体的に提案者(ワーカー)に伝わるようにする必要があります。
そのためには、要件定義をきちんと行って案件の内容を整理し、提案募集文章には漏れなくかつわかりやすく内容を記載します。
だいたいのクラウドソーシングサービスでは、案件の種類ごとに提案募集文章のテンプレートが用意されているので、まずはそれに沿った形で埋めていくとよいでしょう。
また、予算の設定ですが、自分で発注相場を把握しているのであれば、それを設定すればよいのですが、もし相場がわからないのであれば、「見積り依頼」という形で提案者に見積りを任せることもできます。
ただ、予算感がわからないと提案者も応募しづらい面もあるため、若干集まりづらい、または想定していた応募者が来ないという可能性もあります。
可能であれば、多少幅があってもよいので、予算は設定しておいた方が提案の精度は上がります。
次回は複数の応募者から発注相手を決める際のポイントについてお伝えしたいと思います。
★★★お知らせ★★★
当社は2016年度もクラウドソーシング・プロデューサーとしての活動を継続することとなりました。
活動内容は現時点では未定ですが、2016年度も地域中小企業にクラウドソーシングの活用サポートを行っていければと考えております。
具体的な活動内容は決まり次第お伝えしてまいります。