仙台・宮城の中小企業診断士 / 経営コンサルタント 翠星企画株式会社 代表取締役 細野哲平ブログ

東北地方の中小企業経営者が会社を経営していくうえで
役立つであろう内容を中心にお届けしていきます。

中国越境EC参入にはモール出店しか選択肢がないのか?

2018年4月9日
ここ数年で”越境EC”というキーワードはだいぶ浸透してきた気がします。
 
国別に見ると、販売先のトップとしてはやはり中国です。
だいたい、中国(台湾、香港を除く)と北米+欧州が同じくらいの規模になっています。
中国1国だけで、北米と欧州の合計と同じということで、中国越境EC市場がいかに大きいかがおわかりいただけるかと思います。
 
しかし、この巨大市場をめがけて、世界中から企業が参入してきているので、世界一競争が激しい市場といっても過言ではありません。
 
 
中国越境ECというと、少し前までは天猫(T-Mall)やJD(京東)といった大手モールに出店するのが常套手段と言われていました。(これら2大モールは、それぞれ海外企業のみが出店できる越境ECモールが存在します)
 
一番の理由はモールが持つ集客力です。
たくさん人が集まる場所に出店するというのは、越境ECに限らず、当たり前の話ですね。
ただ、最近特に、大手モール(天猫やJD以外にもいくつかあります)への出店は厳しくなってきました。
 
費用が高額である、出店手続きに必要な書類が揃えられないなどもありますが、モール側がブランドを選別してきており、そもそも出店が認められないケースが増えてきています。
 
中国で既に認知され、ある程度の販売実績のある商品(ブランド)か、日本国内で相当の実績のある商品(ブランド)でなければ出店は難しいです。
 
 
では、実績があまりない商品はもう中国に向けて売ることはできないのでしょうか?
 
もう1つの選択肢として、自社サイトでのネットショップ立ち上げという方法があります。
 
しかし、以前はサーバー、決済、集客など様々な問題があり、自社サイトでは難しいというのが一般的な見解でした。
 
ただ、ここ最近になって、サーバーや決済などのインフラ面においては、対応可能なシステムやサービスがでてきているので、問題ではなくなりつつあります。
 
そうすると、残るは集客の問題です。
一般的に、中国人はネットで買い物をするときに検索エンジンで調べて購入するということがあまりありません。
 
多くの人が、直接ネットショップモールから直接買いたいものを探しています。(だからこそ特に中国ではモールの集客力が強いと言われています)
 
 
しかし、最近はモール直接購入だけでなく、SNSやニュースアプリ、動画メディアなど様々な媒体から商品購入に繋がるルートがでてきています。
 
この商品購入ルートをうまく活用すれば、自社サイトでも商品を販売していくことは十分可能になってきているのです。
 
 
もし過去に大手モールに出店しようとして諦めた事業者の方も、自社サイトでの参入を今一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
 
 
★★★
弊社ではこのたび、中小企業向けに自社サイトによる中国越境EC構築プランをリリースいたしました。
 
自社サイトによる中国越境EC構築プランのご紹介
http://plan02.china-ec-support.com/
 
これまでお問い合わせいただいていたお客様から「モール出店はハードルが高い。とはいっても自社サイトでは集客が難しい」という声を多数いただいており、今回のプランでは自社サイトの構築と集客施策をセットでご提案するプランとなっております。
 
また、コスト面においても極力抑えた形にしてありますので、低リスクかつ高い費用対効果が見込めます。
 
今ならIT導入補助金活用により、最大50万円の補助が受けられます。
補助金活用に必要な計画書策定や申請手続きは全て弊社で対応いたしますのでご安心ください。
 
本プランについてのお問い合わせはこちらからどうぞ。
http://plan02.china-ec-support.com/contact/

ネット検索の基本

2018年4月2日
私は元々、プログラマやシステムエンジニアをやっていたこともあり、インターネットが世の中に出回り始めた頃から、わからないことをネットで調べることは当たり前になっています。
 
ただ、色々な方と話している中で気づいたのですが、想像以上にネット検索の基本をご存じない方がいらっしゃいます。
 
相談にお越しにいただいた方から、「これをやるにはどうしたらいいのでしょう?」と聞かれたことが、ネットで検索すればいくらでも情報がでてくるので、「ここに全て書いていますよ」とお示しするだけで、ご相談の内容が解決してしまうことも少なくありません。
(もちろん、その内容が正しいかどうかの判断も必要ですし、情報提供だけがコンサルティングではありませんが)
 
 
正直な話、今のご時世、ネット検索が十分に使えないというのは、非常にもったいない話です。
上手に活用すれば、情報収集にかける時間を大きく削減することもできます。
 
 
そこで、今回はネット検索の基本を書いておこうと思います。
ネットで検索しても必要な情報がなかなか得られないという方は参考にしてみてください。
 
1.キーワードは基本的に複数入れる
1つだけのキーワードだけで検索すると、必要ない情報まで大量にヒットしてしまい、どれを見ればよいかわからなくなります。
キーワードは最低2つ以上、可能なら3つ、4つと入れた方が、必要な情報を絞り込むことができるでしょう。
 
例えば自分にとって使えそうな補助金の情報を探しているとします。
これで「補助金」とだけ入れて検索しても、補助金そのものの説明がトップに来るなど、本当に欲しい情報にたどり着くためには何ページも検索結果を見なくてはなりません。
 
例えば、自分が仙台市の中小企業で設備投資に使える補助金を探しているとするならば、中小企業向けの補助金に絞るために「中小企業」を、設備投資の補助金に絞るために「設備投資」をキーワードに加えます。
 
また地域限定のものであるなら、地域名をキーワードに入れるのは必須です。
今回の場合、「仙台市」もキーワードに加えましょう。
 
そうすると検索キーワードとしては、「補助金 中小企業 設備投資 仙台市」となります。
 
なお、はじめのうちは、なかなか思ったような検索結果が得られないかもしれません。
そんなときは、色々キーワードを変えて試してみましょう。
何度検索しても無料ですし、たいした時間もかかりません。
 
 
2.自分が求めているウェブサイトに書いていそうな内容を想像する
検索キーワードを考えるにあたって大事な考え方としては、自分が求めているウェブサイトにどういう情報が載っていたらよいか想像して、そこに書いてありそうなキーワードを検索キーワードにするということです。
 
たとえば、先ほどの例と同じく、仙台市にある中小企業が設備投資に使える補助金を探しているとします。
そうすると、必要な情報が記載されているウェブサイトにはどんな文章が書かれているのかを想像してみましょう。
 
先ほど同様、「補助金」、「設備投資」、「中小企業」は必須ですね。
それから、今年の情報が欲しいのですから、「平成30年」といったキーワードがあるといいでしょう。
また、補助対象の地域を絞る意味で「仙台」も入れておくといいかもしれません。
そこで、「仙台」が入るならば、「宮城県」も必要かなと考えられるようになると、検索スキルが上がってきた証拠です。
 
ウェブサイトに書いてありそうなキーワードを発想するのはやや慣れも必要ですが、これができるようになると、かなり効率よく必要な情報を見つけられるようになります。
 
 
3.検索したい内容を文章で入れる
どうしてもうまいキーワードが思い浮かばなければ、いっそのこと文章で検索してみましょう。
 
最近はキーワードではなく、文章で入れてしまってもきちんとヒットします。
例えば「仙台一番町で美味しいカレーが食べたい」で検索すると、仙台の一番町付近のカレー屋さんに関する情報がヒットしますし、「日本でパンダが見たい」で検索すると、きちんと日本国内でパンダが見れる動物園を案内する情報がヒットします。
 
昔の漫画などでよく出てきていましたが、コンピュータに言葉で問いかけると、コンピュータが答えを返してくるあのイメージがそのままできるようになってきたのですね。
 
 
 
ちなみに検索エンジンの本家本元、Googleさんもご丁寧に解説しています。
上記内容と被る部分もありますが、参考にしてみてください。
 
「Google での検索のコツ」
https://support.google.com/websearch/answer/134479?hl=ja&ref_topic=3081620
 
また、こちらはもう少し高度な検索方法です。
知っていると便利ですね。
 
「ウェブ検索の精度を高める」
https://support.google.com/websearch/answer/2466433
 

もう出会えたのだからそれでいい

2018年3月28日
3月は異動、転職、退職などと、人が動くことが多いシーズンなので、必然的に人とのお別れも多くなります。
 
今年もこれまで一緒に仕事をしてきた方、お世話になった方などとのお別れがありました。
 
ご本人にとっては、前向きな選択だったり、いいお話だったりすることも多いので、そういった場合はもちろん大いに祝福するのですが、やはりどこか寂しい気持ちもあります。
 
そんな時に思い出すのが、エントリーのタイトルにした「もう出会えたのだからそれでいい」という言葉です。
 
これはもうかれこれ10年以上前にとある友人から言われたことです。
 
その友人は趣味から仕事、人生の真面目な話までなんでも話せる貴重な存在でした。
 
ただ、お互いの環境変化から、おそらくこれまでのような付き合いはできなくなる気がして、つい私が「これからあまり会ったり話したりできなくなるかもね」と言ったところ、「だけどもう出会えたのだからそれでいいじゃない。たとえこの先会うことが無くても、これまで一緒に過ごした時間は確かに存在したのだから」という返事が返ってきました。
 
当時の私は、「そういう考え方もあるのか」と少し驚いたものですが、自分も年を重ねるにつれ、なんとなくその友人の考え方に共感できるようになってきました。
 
 
これからもきっと、多くの人との別れがあるのでしょう。
そうだとしても、たった一時でも一緒に時間を過ごしたり、ほんの少しだけでも関わりをもったのであれば、やはりそれは何かの縁だったということでしょう。
 
共に過ごし、関わりが持てたことに感謝したいと思います。
 
 
もちろん、現在進行形で一緒に過ごしてくれている方々、関わりを持ってくださる方々にも感謝の気持ちを忘れないようにします。
 
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!