己を非凡であると勘違いしていた
前回同様、今日のエントリーも自戒を込めた内容です。
タイトルにした「己を非凡であると勘違いしていた」は、私のメモ帳の中にある、「自分が会社経営に失敗した理由と思われるもの」リストの中に書いてあることです。
今となっては大変恥ずかしいのですが、当時(20代後半)は、独立後2年くらいはそこそこ上手く行っていたこともあって、「自分は人より優れた能力を持っている」と思っていたフシがあったような気がします。
「ほとんどの会社は3年以内に潰れる?自分に限ってはそんなことはあり得ない。これからもガンガン成長させるぜ!」くらいに思っていました。
それがやっぱり3年持たなかったのだから笑えません(苦笑)
しかし、なんだってあんなに自信があったのでしょう。我ながら不思議です。
その後も色々あり、30歳手前にしてようやく自分が凡人であることに気付きました。(もしかすると凡人以下なのかもしれませんが・・・)
第三者からみたら「今更気付いたの?」という感じなのでしょうが、当人は悔しくて仕方ありませんでした。
それはさておき、会社経営の上では「自信過剰」は危険です。
判断が甘くなり、気付くべきことに気付くことができなくなります。
やっかいなことは、なかなか自分では「自信過剰」であることに気付きにくいという点です。
人から指摘されて気付ければよいのですが、よほどの信頼関係がある人でない限り指摘はしてくれないでしょうし、指摘されても「自信過剰」ゆえにそれを受け入れられない可能性もあります。
じゃあ結局どうすればいいのよ?
・・・自分自身で常に気を付けているしか無いのではないでしょうか。
もしどなたかいい方法があれば教えていただければ幸いです。
5/25(水)の19時から、仙台のコワーキングスペースcocolinで開催される、
「俺の失敗学~しくじり先生 cocolinバージョン~」にて、少しお話させていただきます。
私以外にも3名の方の貴重な失敗経験談が聞けるので面白いと思います。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」ですよ。
会員でなくとも参加できますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。(会費500円)
詳しい内容はこちらのページをご覧ください。