2017年9月18日
失敗したときのことも考える
起業・経営について
よく巷では、
「成功したければ、失敗したときのことなど考えるな」
などといったことが言われることがあります。
その理由としては、
・失敗のイメージに引きずられてネガティブな思考になってしまう
・失敗した時のことを考えている時間が無駄
などといった感じです。
賛否両論あるかもしれませんが、私は失敗したときのことも考えた方がよいと思います。
失敗には大小があり、致命的な失敗をやらかしてしまうと、再起不能に陥ります。
逆に「これをやって失敗した場合、最悪何が起こるか」を考えた上で、たいした影響はないのであれば、迷わずやればいいのです。
そうはいっても、成果を出すには、ある程度のリスクを負わなければならない場面もあるでしょう。常に安全ルートだけでは事業を一定以上に伸ばすことは難しいと思います。
ここぞ!という時にはリスクを取った挑戦も必要ですが、その場合、どこまでならリスクを負えるのか、損失を被れるのか。つまり、撤退ラインを明確にしておくことが大事です。
そしてその撤退ラインを超えたら迷わず止めることです。(実際はそれがなかなかできないのですが)
それなりのリスクを取っている以上、かなりの痛みを伴うことになるはずですが、それは覚悟するしかありません。
ただ、その覚悟が決まれば、あとは成功に向けて突き進むだけです。
ちなみに、私自身は臆病者なので、常々「最悪どうなるか」は念頭において行動しているつもりです。(周囲からはそうは見えないと言われることもしばしばですが・・・)