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成長の壁を乗り越えるための経営実践ノウハウ集

成長の壁を乗り越えるための経営実践ノウハウ集
2024年8月26日

危機感を持っていますか?

起業・経営について

「前年と同じくらいの売上、利益が上がればよい」

「安定的に会社が成長してくれればそれでよい」

ひょっとして、こんな感じでお考えの方、いらっしゃいませんか?

しかし今回はそれでは厳しいというお話を、

自戒の意味も込めてお伝えいたします。

もちろん、安定成長を望んではいけないというわけではありません。

また、結果的に安定成長になることもあるでしょう。

ただし、最初から安定成長を望んではいけません。

なんとなく感覚的にわかると思いますが、

目標が100だとして、最初から100を目指すと、

結果は80くらいで終わってしまいがちです。

ところが、目標を120にすることでようやく、

結果として100が得られます。

つまり、最初から高い目標を持ってチャレンジしないと成果は得られないということです。

これからますます競争環境は厳しくなるでしょう。

安定成長志向ではこの戦いには勝てません。

企業経営というのは実際にやってみないとわからないことが多いですね。

経営者は事業としてこんなことをしたいと考えるのではなく、どうあるべきかを考えて決断しなくてはなりません。

できるか?できないか?という考えでは失敗してしまいます。

世の中は自分よりもはるかに大きな存在です。

社会的に必然性がなければ失敗してしまいます。

社会がその事業を必要とするから成功するのです。

だから悩んでも仕方ありません。

やってみて失敗だったらそれを認めてすぐに止めればよいのです。

会社というものは、何の努力もせず施策も打たないで危機感持たずに放っておいたら

いずれ潰れてしまいます。

経営というのは、危機感がなく順風満帆の状態を目指すものではありません。

会社はいつも危機なのだと考えて経営しないと、

現状維持すらできません。

上を目指してやっと平行線です。

危機感というのはものすごく重要です。

危機感をもって生きるのとそうでないのとでは大きな差がでます。

ちなみに危機感と不安は全く違います。

会社経営においては危機(リスク)の裏返しは利益です。

危機と利益は反対語でもあり同義語でもあります。

常に自分たちがやっていることは間違っているのではないかと問いかけながら、

他人に甘えず経営していかなくてはなりません。

不安というのは先が何も見えない状態のことです。

たとえば小売店舗の店長の立場だとして、

「店舗運営するうえで不安に思っていることを答えてほしい」

と上司に問われたらどうでしょう。

普通の人は

「お客が来なかったらどうしよう」

「商品売れなかったらどうしよう」

「バイトがちゃんと働いてくれなかったらどうしよう」

などの上辺だけの事象を答えがちです。

そうではなく、

その不安の原因、あるいは本質的な要因、

もしそうであればどうすればよいかを考える必要があります。

同じ思考回路の中をぐるぐる回っているだけでは結論など出ません。

事象に捕らわれてはならないのです。

自分が置かれている状況を客観的に見てどうかと

冷静に判断して、次にどんな手を打つかを考えて実行することが大事です。

結果が駄目であれば違う手を打てばよいのです。

不安を感じている暇はありません。

以上、参考になれば幸いです。

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