価値観を軽視していないか?
いくら優れた戦略や緻密な計画を立案したとしても、それだけでは上手くいきません。
それらを実行する人や組織の価値観を軽視すると失敗します。
会社の規模が小さなうちは創業者なり社長が各現場を回って理念を説くことができます。
しかし組織が大きくなるにつれて、そうした価値観は風化していきがちです。
自社の価値観を社員に浸透させるというのは非常に難しいことです。
明文化することは必要条件ですが、ただそれを紙にプリントして配布しても効果はありません。
日々の実践の中で繰り返し言われない限り、絶対に身に付きません。
日々、価値観を組織のあらゆる階層、部署でチェックし、誰もが口にして、先輩から後輩へと受け継がれていく状況を作る必要があります。
また、会社が大きく変わるときも価値観はとても重要です。
例えば、ものづくり企業がサービス中心の企業に変化しようとしても、価値観のところで上手くいかないケースがあります。
新しいことをやるときは、新しい価値観でのぞまなければなりません。
よくM&Aの際にお互いの組織文化が合わず、上手くいかないといった話を聞くことがあるかと思います。
そこからもわかる通り、価値観を変えるというのは本当に難しいのです。
戦略の立案や組織改革などは、このことをよく踏まえた上で進める必要があるということです。
以上、参考になれば幸いです。
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