2017年5月8日
中小企業診断士って何なの?
起業・経営について
私は中小企業診断士なわけですが、残念ながら中小企業診断士の知名度は、弁護士や税理士に比べると低く、経営者の方からは、「中小企業診断士って何なの?」と聞かれることが時々あります。
実際のところ、中小企業診断士の業務は幅広く、それぞれの診断士ごとに異なる専門性や得意分野があり、業務内容もかなり異なるので、なかなか統一的なイメージをもってもらうことは難しいのかもしれません。
中小企業診断士は、経営コンサルタントの唯一の国家資格なので、「経営コンサルタントです」とするのも間違いではないと思うのですが、そもそも経営コンサルタントのイメージも、活用したことが無い人にとってはいまいちわかりにくいのではないでしょうか。
そこで私の場合は、「会社の未来を作るお手伝いをしています」といった感じでお伝えするようにしています。
これは私の解釈で、自身の業務領域も多少は関係していると思いますが、将来の事業計画作りというのは、多くの中小企業診断士にとって得意分野なのではないでしょうか。
診断士という名前からは、ただ現状を分析してその結果を報告するだけというイメージを与えかねませんが、中小企業診断士の本領としては、やはり未来の計画作りの部分なのではないかと思っております。
ですので、今後、会社の将来を一緒に考えてくれる人いないかなと思ったら、是非、中小企業診断士のことを思い出していただければ幸いです。