無料ホームページサービスのメリット/デメリット
最近、これまでホームページを持っていなかった企業さんから、「ホームページを作りたい」というご相談をいただくことが多いです。
ひと昔前までは、ウェブサーバーを用意して、HTMLや画像等の素材を作成して、アップロードするという作業が必要で、あまりITに詳しくない人にとっては、ハードルの高いものでした。
それが今では、Jimdo(ジンドゥ)、Wix(ウィックス)など、無料でホームページを作れるサービスがたくさんあり、比較的簡単に、それなりのホームページを作ることができるようになっています。
しかし、当然ながら無料である以上、何かしらのデメリットはあるものです。
そこで、今日は無料ホームページサービスのメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。
○メリット
・無料である
無料であること、これが最大のメリットです。
○デメリット
・ホームページ内容とは関係ない広告が表示される
サービス料金は無料である代わりに、広告が表示されるサービスが多いです。
場合によってはホームページ内容とは全く関係ない広告が表示されるので、ホームページを見た人に違和感を与えてしまいます。
・テンプレートに制約を受ける
無料ホームページサービスは最初にテンプレートを選んで、そこから内容を作成していくスタイルのものが多いです。
テンプレートをカスタマイズすることはできなくはないのですが、難易度は高いです。
また、無料ホームページサービスの利用者が拡大していることで、他人に同じテンプレートが使用されてしまう可能性が増えてきています。
・移転がしにくい
仮にサービス内容に不満があって、他のサービスに移転、または新たに自分でホームページを作成しようとしても、データの移行がやりづらいことが多いです。
・サービス終了のリスク
これが一番のデメリットですが、サービスが終了してしまうと、自分のホームページも一緒に消えてしまうことです。
無料サービスを提供している事業者の運営が芳しくないと、数年でサービス終了になるケースはそんなにめずらしいことではありません。
個人的には、無料ホームページサービスは、「とりあえずホームページがほしい」、「試しにホームページを開いてみたい」といった場合に向いているサービスだと思います。
ある程度結果が出てきて、本格的にWeb活用をしていきたいといったときには、やはり自前で作成した方がよいでしょう。