仙台・宮城の中小企業診断士 / 経営コンサルタント 翠星企画株式会社 代表取締役 細野哲平ブログ

東北地方の中小企業経営者が会社を経営していくうえで
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社長の時間配分を戦略的に考える

2019年5月15日
社長の時間というのは、会社にとって非常に貴重な資源(リソース)です。
 
社長の時間は基本、いつも足りません。
というのも、社長の仕事は作ろうと思えばいくらでも作れてしまうからです。
 
目先の仕事だけでも手一杯になりがちですが、会社の将来を考えれば、今後の戦略や計画作り、新商品・サービスの開発、組織や人材配置の検討、営業やマーケティングの検討、財務戦略や資金調達・・・などなどやることは盛りだくさんです。
 
「1日が48時間になればいいのに」
「自分だけ倍速で動けたらいいのに」
などと考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
そうはいってもそれは無理な相談。 誰もが平等に与えられた1日24時間という時間をどう振り分けていくかというのはまさに戦略的な考えです。
 
以前も書いた通り、戦略とは「目的を達成するための資源配分の選択」です。
 
ですので、まずは目的を設定しましょう。
 
ここでの目的は、現在ご自身や会社にとって優先度の高い課題を設定するのがよいでしょう。
 
たとえば、新規顧客の開拓、資金調達、組織作りなど。
ここではざっくり書きましたが、本来は「〇月までに〇〇エリアの新規顧客から〇件受注を取る」、「〇月までに〇万円の資金を融資で調達する」など、具体化してください。
 
目的が設定できたら、次はご自身の行動や今後やりたいと考えていることを目的と照らし合わせて優先順位付けを行います。
 
例えばある層の顧客を獲得するためには、新商品が必要不可欠となった場合、優先度が高いのは新商品の開発に繋がる行動です。
 
逆にそれ以外の行動は一時的に優先度を落とします。例えば幅広い人脈獲得のために行っていた交流会の参加回数を減らすなどです。
 
ちなみに、自分がどういった行動をしているのか、自分では意外とわからなかったりするので、1週間くらい行動記録を取ってみるとよいでしょう。
 
行動や今後やりたいことに優先順位をつけると、往々にして時間が足りないということになります。
 
その場合、次に考えなければならないのは、いかに足りるようにするかということです。
 
考える方向性としては色々あります。
・行動・タスクを効率化して短時間で終わらせる
・行動・タスクの全部または一部を他人にやらせる
・行動・タスクの必要性を再検討して無くす
・課題達成の期限を延ばす
 
なお、4つ目の「課題達成の期限を延ばす」は楽ですが、毎回こればかり選んでいるといつまで経っても重要な課題が解決できないということになるので、くれぐれもご注意ください。
 
厳密に全行動・タスクについて優先順位をつけようとすると、複雑で時間もかかってしまって本末転倒なので、ざっくりでも「今後やりたいことに必要なことに多くの時間を割く」と意識するだけでも変わってきますよ。
 
以上、ご参考まで。  
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