仙台・宮城の中小企業診断士 / 経営コンサルタント 翠星企画株式会社 代表取締役 細野哲平ブログ

東北地方の中小企業経営者が会社を経営していくうえで
役立つであろう内容を中心にお届けしていきます。

克服すべき弱みとは

2019年4月18日
「弱みの克服よりも、強みを伸ばすことに注力しましょう」といったことを聞いたことが一度はあるのではないでしょうか。
 
確かにその通りなのですが、克服すべき弱みというものもあるのです。
 
1つは致命的なもの。
それを抱えていると、会社の倒産に繋がりかねない重大な弱点です。
 
例えば事業に関連する法律をほとんど知らない経営者がいたとしましょう。
 
そうすると、何かの拍子に意図せず法律違反を犯してしまい、相手方からの訴訟や刑事罰を受けることになる可能性があります。
(そこまで至らなくても、法律トラブルが発生すると不慣れな人であれば精神的に疲弊してしまい、通常の事業運営に支障をきたします)
 
経営というのは基本的には総力戦です。
戦略、組織、財務、マーケティング、技術など、様々な要素がありますが、これらのうちどれか1つでも欠けていると、そこがきっかけで崩壊してしまう恐れがあります。
 
規模が小さいうちは多少穴があっても勢いで乗り切れるのですが、規模が大きくなってくると勢いだけでは乗り切れなくなります。
 
何も弱い部分を得意分野にまでする必要はありません。ただ、穴にならないレベルくらいの力は付けておきたいところです。
 
合格点は目指さなくていいので、せめて赤点は回避しましょうということです。
 
 
もう1つ、克服すべき弱みは、機会を獲得または戦略を実施する際にネックに弱みです。
 
事例として私の話をします。
私は元々エンジニアとしてパソコンに向き合う仕事がメインということもあって、人前で話すのが苦手でした。
 
経営者になってから初めて参加した交流会で、自己紹介をする場面があったのですが、動悸と足の震えが止まらず、会社名と名前を話した後、何を話したらよいかわからなくなってしまう始末です。
 
しかしそうはいっても、経営者である以上、人前で話す機会は多々訪れます。
「うちの社長は人前には出ないので」というわけにはいきません(笑)
 
経営者としてやっていく上で、人前で話す能力不足という弱点が大きなネックになっていることに気づいたのです。
 
そこで、この弱点を克服すべく、ノウハウの学習をして、練習を繰り返し、場数を踏んでいくことで、ある程度は人前に出ても話せるようになりました。
今ではセミナー講師も年10回以上やっています。
話すのが得意というレベルではないものの、苦手ではなくなった感じです。
 
ただ、弱点の克服というのは時間がかかります。
数か月レベルで克服できるのならば、それは弱点というほどのものではありません。
やはり年単位は覚悟する必要があるでしょう。
 
なので原則としては、まず強みを伸ばすことを考え、弱点については、なんでもかんでも克服するのではなく、致命的なもの、それから機会獲得にネックになっているものだけに絞るとよいですね。
 
 
以上、ご参考になれば幸いです。
 
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