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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2017年3月6日

変化への対応力で勝負

起業・経営について

前回のエントリーでは、時代の変化についていけなくなった人員を切り捨てることの是非について書きました。
 
個人的には、従業員の立場で仕事をしている人については、”自己責任”の一言で切り捨てられるほど単純な問題ではないと思っています。
 
しかし、事業主となれば別です。
事業主である以上、いくら顧客が悪い、時代が悪いといっても、結局は自分自身が全責任を取らなければなりません。
長く生き残っていくには、時代の変化はもちろんのこと、自分の適性、求められていることなどを把握した上で、自らが変化に対応していく必要があると思います。
 
 
私は元々、ソフトウェアのプログラマからキャリアをスタートし、紆余曲折を経て、今の状態に至っていますが、昔のプログラマだったころしか知らない人からしてみれば、「なんであなたがそんな仕事しているの?」となります。
 
もちろん、私自身も最初から狙ってそうなったわけではありませんが、まるっきりの行き当たりばったりで方向性を変えているわけでもありません。(周りから見ると行き当たりばったりに見えるようで、よく「危なっかしい」と言われますが(笑))
 
こう見えても、向こう何年かのことを考えた上で、必要と思われることの種をまいて、育てているのです。もちろん、そのうちのいくつかは途中で枯れてしまうものもありますが、順調に育ってきているものもあります。
 
 
あちこちで言われていることではありますが、小さい会社の強みは、機動力が高いことです。今決めたことを、今行動できるのです。
これが”伝統的な”大企業だったら、たとえ社長であっても、すぐに行動に移せないことも多いはずです。下手をすれば発案から行動まで年単位で時間がかかることもあるでしょう。
「今期はもう予算決まっているから、来期以降に検討します」なんてのはよく聞く話です。
 
 
是非、規模の小ささの強みである機動力の高さを最大限に活かして、変化への対応力を高めていきましょう。
 
以上、自分への言い聞かせの意味も込めて。

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