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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2015年12月13日

商工会議所 加入のメリット

中小企業施策関連情報

時々、経営者の方から「商工会議所って加入すると何かメリットあるんですか?」と聞かれることがあります。
 
先日、商工会議所の職員の方とお話する機会があったので改めて聞いてみたところ、なるほどと思った部分もあったので、それも含めてご紹介したいと思います。
 
1.マル経融資を受けられる
比較的有名なのでご存知の方も多いかもしれませんが、「マル経融資」という無担保・無保証で2,000万円の特別融資枠があります。
これを受ける条件としては、商工会議所や商工会の経営指導を受けていることというものがありますが、これはそんなに大層なことではなく、商工会議所等の窓口で経営相談を受ければ条件は満たせるようです。
また、融資自体は日本政策金融公庫から出るものですが、審査スピードが直接申し込むよりも早いようです。
利率も現状1%前後とかなり低いので、融資をお考えの方は「マル経融資」は知っておいて損はないかと思います。
マル経融資の詳細は⇒https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/kaizen_m.html
 
 
2.経営相談や専門家派遣が無料で受けられる
窓口での経営相談が無料で受けられます。
また、エキスパートバンクという制度があり、各種専門家(経営、税務、会計、労務、法律等)を無料で派遣する制度もあります。
人に相談することのメリットについては過去エントリー「人に相談することのメリット」で書いています。
 
 
3.福利厚生制度
健康診断や人間ドックが割引料金で受診できます。
特に個人事業主の場合、基本的には全て自己負担なのでメリットがあるかと思います。
これは商工会議所うんぬんは関係ありませんが、やはり健康診断は毎年ちゃんと受けた方がよいです。
発見が遅れて後悔している方を知っているので、余計なお世話と思いながらもあえて書いておきます。
 
 
4.各種研修、セミナー
商工会議所では経営に役立つ各種研修やセミナーが定期的に開催されています。
必ずしも会員限定ではないのですが、有料のものに関しては会員割引があるものもあります。
 
 
5.人的交流、地域貢献
定期的に異業種交流会などが行われており、地域の人脈作りに使えます。
異業種交流会などは色々な団体のものが開催されていますが、やはり商工会議所というブランドがあるので、参加者の質が一定以上に保たれているというメリットは大きいと思います。
 
また、商工会議所は仙台であれば七夕祭りなどに協賛するなど地域貢献活動も行っているので、例え自社が直接的に何かの活動を行っていなくても、商工会議所会員であるというだけで間接的に地域貢献を行っているといえます。
 
 
もし個人的にもっと詳しいことが聞いてみたいという方はご連絡ください。もちろん、商工会議所に直接お問い合わせいただいても大丈夫です。
仙台市(泉区、旧宮城町、旧秋保町は除く)の方は仙台商工会議所(TEL:022-265-8181)です。
 
なお、地域によっては商工会議所ではなく、商工会の場合もありますが、今回書いたメリットは概ね商工会にも当てはまります。
 

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