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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2016年12月21日

経営者が中小企業診断士資格を取るメリット

雑記

先日12/18(日)は中小企業診断士試験の口述試験でした。
この口述試験に合格することで、中小企業診断士試験としては終了です。
(登録には実務補習または実務従事が必要ですが)
 
私は4年前に口述試験を受けたのですが、過ぎてしまえばあっという間ですね。
私は当時、面接会場まで誘導していただいた先生も、面接官だった先生も誰だったか覚えておらず、後日、それぞれの先生からお声掛けいただいて初めて気付くという緊張ぶりでした。
 
 
受験時、私は既に独立しており、ソフトウェア開発やWeb制作などの受託業務をやっていたので、(従業員数1名とはいえ)経営者という立場でした。
 
(事業会社の)経営者で診断士を取る方はそんなに珍しくはなく、私の周囲にも何名かの先生が診断士兼経営者をやっています。
 
 
そこで今回は当時から今までを振り返り、経営者が中小企業診断士資格を取るメリットを3点挙げてみたいと思います。
 
1.経営に必要な知識が幅広く手に入る
診断士の一次試験は「経済学・経済政策」、「財務・会計」、「企業経営理論」、「運営管理」、「経営法務」、「経営情報システム」、「中小企業経営・中小企業政策」の七科目があります。
それぞれの科目はそこまで深くはないのですが、経営に関することを幅広く、体系的に学ぶことができます。
 
過去エントリーにも書きましたが、個人的には経営は総力戦だと思っています。営業だけ強い、財務だけ強いでは駄目で、全体的にカバーできる能力が経営者には求められます。(どうしても苦手な分野があるのであれば、それをフォローする人材が必要です)
 
診断士試験の勉強だけではもちろん不十分ですが、少なくとも自身が何を知らないかを知ることはできるのではないでしょうか。
 
 
2.経営に関する人間関係や情報を得やすくなる
診断士資格を取得すると、診断士関係の様々なコミュニティに参加できるようになります。
こういった場で得られる人間関係や情報は、なにも経営コンサルティングの仕事だけに限らず、自社の経営にも非常に価値のあるものです。
 
 
3.収入源が増える可能性が生まれる
これはご自身の仕事の方向性にもよりますが、診断士の資格を取ることで、経営コンサルティング事業という収入源を加えることも可能です。(診断士の資格が無くても経営コンサルティングはできますが、資格があった方がやりやすい面はあります)
 
当社も設立当初はソフトウェア開発やWeb制作などの受託業務が中心でしたが、診断士登録後は経営コンサルティング業務の比重がかなり大きくなりました。
 
 
もしこれをお読みの経営者で、診断士資格に興味をお持ちいただいた方は、きっとご自身の役に立つと思いますので是非頑張ってみましょう!
 
過去エントリーで私が診断士合格した時の勉強方法を紹介しています。
5年前の情報なのでちょっと古いですが、興味ある方はご覧ください。

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