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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2017年10月2日

個人(プライベート)の金銭管理もしっかりする

起業・経営について

今回は自戒を込めたエントリーです。
 
事業をされている方は法人であれ個人であれ、税務署に申告する必要があるので、最低限の帳簿付けは皆さん行っているかと思います。(自分でやるか否かは別として)
 
これにより、収入と支出もしっかり記録することになるので、何にどのくらいお金を使ったのかを後から振り返ることができるはずです。
 
ただ、これで管理できるのはあくまで事業分です。つまり法人経営の場合は法人分、個人事業主の場合は事業に関する部分のみということです。
 
 
では、個人(プライベート)の部分については、皆さんどの程度管理しているのでしょう。
このあたりはかなりプライベートな部分ですので、たとえ友人同士であってもなかなか話題にしないのではないでしょうか。
 
 
起業当初の売上がなかなか上がらなくて苦しい時期は、限界まで消費を切り詰めて頑張っていた方でも、ある程度事業が軌道に乗ってくると、少し気が緩んできて、ついつい出費にも甘くなってくるということは少なくないようです。
 
こういった出費のうち、経費にならないものについては、個人(プライベート)の資金管理をきちんとしていない限り、なかなか見えてきません。
「収入はそれなりにあるはずなのに、なぜかお金が手元に残らない」ということになってしまいがちです。
 
 
こういったことを防ぐには、やはり個人(プライベート)の資金についても、きちんと管理する必要があります。
 
こういったことを配偶者がやってくれるのならお任せするのもよいでしょう。
ただし、独身である、配偶者がやってくれない、お金は自分で管理したい、という方は自分でやるしかありません。
 
しかし、毎日の収支をまじめに記録しようとするとなかなかに大変です。
コンビニで飲み物1本買うにもいちいち記録が必要なのかと思うとうんざりですね。
 
ただ、何も1円単位できっちり合わせようとする必要はないのです。
たとえば、「1,000円未満は四捨五入」など、ある程度ざっくりとした運用でよいと思います。
ここでの目的は残高を合わせることではなく、お金が何にどのくらい使われているのかを把握して自身の今後の行動指針にすることが目的なのですから。
 
 
私もここ最近、ちょっと危機感を感じまして、マネーフォワードというクラウドツールを使って資金管理をしてみることにしました。
 
銀行口座やクレジットカードの情報を自動取得することで、ほぼ自動的に入出金が記録できることが特徴です。
 
まだ使い始めてからの期間が浅いので、詳しいことは今回は書きませんが、感覚としてはなかなかよさげです。
 
ご興味ある方はお試しください。
マネーフォワード
https://moneyforward.com/

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