仙台・宮城の中小企業診断士 / 経営コンサルタント 翠星企画株式会社 代表取締役 細野哲平ブログ

東北地方の中小企業経営者が会社を経営していくうえで
役立つであろう内容を中心にお届けしていきます。

才能のないやつは努力するしかない

2016年5月22日
前回からの流れで引き続き、自戒を込めた内容です。
 
タイトルは、私がこよなく愛する「キャプテン翼」にでてくる松山光くんのセリフからです。
「おれは翼や日向のような天性のサッカーの才能はない!だから練習するんだ!才能のないやつは努力するしかないんだ!!」
まぁ個人的には松山くんは十分才能もあると思うのですが。
 
 
それはさておき、凡人だからこそ人より努力することは大事だと思います。
 
しかし、やみくもに努力すればいいという話でもなく、自分の持つリソース(時間やお金など)をどう割り振るかということはよく考える必要があります。
 
あれもこれもと手を出していると、「中途半端でパッとしない人」になってしまいます。本当に器用で何でも出来る人は、それはそれで生きる道もあると思うのですが、普通はやはり自分なりの強みを打ち出した方がPRしやすいこともあるので効果が上がりやすいです。
 
企業であっても同じですね。特に零細企業であれば、いかに限られたリソースで大手企業などの強者に負けない強みを作るかです。(強者とは戦わないポジションを取るという手もあります)
 
 
本当に有効な強みなんて一朝一夕にはできないです。もし短期間でできるのであれば、それは「誰でも出来ること」であり、強みにはなりえません。
 
何十年もかけて地道にコツコツ積み上げるか、リソースを集中投下したとしても数年はかかるレベルでないと、すぐに真似されてしまいます。
 
 
なので、自分なりに「これは!」と思う分野があれば、それに対してリソースを集中投下し、強みにしていくための努力が必要なのだと思います。
 
まぁ、「これは!」と思う分野を見つけるのも、それはそれで難しいと思うのですが、また機会があれば書いてみようと思います。
 
 
5/25(水)の19時から、仙台のコワーキングスペースcocolinで開催される、
「俺の失敗学~しくじり先生 cocolinバージョン~」にて、少しお話させていただきます。
私以外にも3名の方の貴重な失敗経験談が聞けるので面白いと思います。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」ですよ。
 
会員でなくとも参加できますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。(会費500円)
詳しい内容はこちらのページをご覧ください。

己を非凡であると勘違いしていた

2016年5月15日
前回同様、今日のエントリーも自戒を込めた内容です。
 
タイトルにした「己を非凡であると勘違いしていた」は、私のメモ帳の中にある、「自分が会社経営に失敗した理由と思われるもの」リストの中に書いてあることです。
 
今となっては大変恥ずかしいのですが、当時(20代後半)は、独立後2年くらいはそこそこ上手く行っていたこともあって、「自分は人より優れた能力を持っている」と思っていたフシがあったような気がします。
 
「ほとんどの会社は3年以内に潰れる?自分に限ってはそんなことはあり得ない。これからもガンガン成長させるぜ!」くらいに思っていました。
それがやっぱり3年持たなかったのだから笑えません(苦笑)  
しかし、なんだってあんなに自信があったのでしょう。我ながら不思議です。
 
 
その後も色々あり、30歳手前にしてようやく自分が凡人であることに気付きました。(もしかすると凡人以下なのかもしれませんが・・・)
 
第三者からみたら「今更気付いたの?」という感じなのでしょうが、当人は悔しくて仕方ありませんでした。
 
 
それはさておき、会社経営の上では「自信過剰」は危険です。
判断が甘くなり、気付くべきことに気付くことができなくなります。
やっかいなことは、なかなか自分では「自信過剰」であることに気付きにくいという点です。
 
人から指摘されて気付ければよいのですが、よほどの信頼関係がある人でない限り指摘はしてくれないでしょうし、指摘されても「自信過剰」ゆえにそれを受け入れられない可能性もあります。
 
 
じゃあ結局どうすればいいのよ?
 
・・・自分自身で常に気を付けているしか無いのではないでしょうか。
もしどなたかいい方法があれば教えていただければ幸いです。
 
 
5/25(水)の19時から、仙台のコワーキングスペースcocolinで開催される、
「俺の失敗学~しくじり先生 cocolinバージョン~」にて、少しお話させていただきます。
私以外にも3名の方の貴重な失敗経験談が聞けるので面白いと思います。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」ですよ。
 
会員でなくとも参加できますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。(会費500円)
詳しい内容はこちらのページをご覧ください。

一発逆転を期待するようになったら危険信号

2016年5月10日
今日のエントリーは自戒を込めた内容です。
 
経営で苦労されたことが無いといまいちピンとこないかもしれませんが、経営が切羽詰まってくるとどうしても「一発逆転」的なものに期待しがちです。
 
「あの○○億円の大型案件さえ受注できれば乗り切れる!」
「○○社との提携の話がまとまればまとまったお金が入ってくる!」
「今度出す新商品が大ヒットすれば持ち直せる!」
・・・などなど。
 
特に資金的に苦しくなってくると、こういった大きなチャンスで一発逆転を狙いに行きたくなります。
「これさえ成功すればこれまでの失敗は全て帳消しにできる」ようなことに期待します。
冷静に考えてみれば、これらのことが実現する可能性はほんのわずかです。
しかし、追い詰められた頭ではそのことに気付くことはなかなかできません。
たとえ気付いたとしても認められません。
 
こうして外部から見ればギャンブルとしか思えないようなハイリスクなことに手を出してしまい、場合によってはそれが決定打となって会社を潰します。
 
こういった「一発逆転」を狙うようになったらかなり危険な状態なのだと認識しましょう。
 
経営においては地道にコツコツ手を打って行くことが王道だと思っています。
もちろん、どん底からのV字回復の例が無いわけではないし、人の興味を引くこともあって、「一発逆転」ストーリーは取り上げられやすいです。
 
しかし、実際にはほぼ奇跡のようなものです。
某ゲーム中のセリフを借りるならば
「奇跡って起きないから奇跡っていうんですよ」
 
苦しくなっても奇跡に期待をせず、現実を直視して出来ることを1つ1つやっていくことが精神的にはキツイものがありますが一番手堅いと思います。
 
もちろん1人で思い悩むことはなく、信頼できる相手に相談しながら対処していくことがよいと思います。
 
相談できる相手がいないという方は、よろず支援拠点を始めとして、無料で相談できる公的支援機関もありますので、まずはお問い合わせしてみるとよいでしょう。