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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2013年10月23日

私の中小企業診断士試験勉強法

雑記

中小企業診断士試験の受験を考えている方、または受験勉強中の方に向けて、私の勉強法を簡単にご紹介します。
 
私は運の良さもあってか、一発ストレート合格をすることが出来ました。
ただ、勉強方法としては、過去問演習を中心としたオーソドックスなもので、内容としてはあまり特別なことはやっていないと思います。
 
勉強の際に使った教材の紹介も交えながら、一次試験、二次試験(筆記)、二次試験(口述)に分けて、それぞれの勉強方法を書いていきます。
 
◆一次試験◆
一次試験の勉強は、受験年の3月から始めました。
これだけ書くと、短期間合格者と思われるかもしれませんが、私の場合、公認会計士試験の勉強経験と、システムエンジニアとしての経験があったので、企業経営理論、財務会計、経営情報システム、経営法務については、勉強しなくてもある程度の点が取れる状態でした。そのため実際は特別に短期間で合格したわけではありません。
 
勉強方法の流れをざっくり書くと以下の通りです。
 
1.過去問を全科目1年分やって、自分の実力を把握
2.過去問演習の結果から、テキストの回転数と、過去問(3年分)の回転数を決定
3.経済学については、著しく実力不足だったため、石川秀樹氏の経済学入門塾シリーズから読む
4.各科目ごとに設定した回数分、テキスト読み込みと過去問演習(3年分)を行う。一度設定した回数についても状況に応じて調整する
5.TACの公開模試と、市販の模擬試験問題集を解く
6.中小企業経営・政策については、実力に不安があったため、TACのスピード問題集も解くことにする
7.総仕上げとして、試験会場に持って行くための、ファイナルペーパーを作成する
 
使用した教材は以下の通りです。(原則、当時私が使っていたものではなく、最新の物にしています)
 
・石川秀樹氏の経済学入門塾シリーズ

 
・過去問集

 
・テキスト

 
・スピード問題集

 
・模擬試験問題集


 
◆二次試験(筆記)◆

二次試験(筆記)対策としては、まず、一次試験前の5月頃に「中小企業診断士 2次試験 事例攻略のセオリー」を流し読みして、
・二次試験とはどんなものなのか
・どのような考え方や手順で解いていけば良いか
・どのような問題が出るのか
・どのような解答が求められているのか
といったことを把握しました。
 
その後は一次試験の勉強に集中していたため、本格的に二次試験の勉強を開始したのは、一次試験終了後からです。
 
勉強方法としては、
1.「中小企業診断士2次試験事例攻略のセオリー」を使って過去問を中心に事例演習を行う(6年分×4事例で24事例。これを2回転)
2.過去問に加えて、「中小企業診断士2次試験セオリーで解く模擬問題集」にて事例演習を行う(2回分×4事例で8事例。これを2回転)
3.事例4(財務会計事例)向けの対策として、「中小企業診断士 集中特訓 財務・会計 計算問題集」を使った問題演習を行う(ただ結局、予定より時間が取れず、後半の二次試験向けの問題演習しかやっていない)
4.知識、ノウハウ不足を補填するため、「中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識」、「中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ」を読む
5.実際の合格答案のレベルを知るため、「ふぞろいの合格答案」を読む
 
なお、模試の類は一切受けていません。模試受験には色々メリットもあると思うのですが、私の場合、
・使用している教材と違う考えで採点されて混乱することを防ぐため
・模試に割く時間が無かったため
といった理由から模試は受けないことにしました。
 
使用した教材は以下の通りです。(原則、当時私が使っていたものではなく、最新の物にしています)
 
・中小企業診断士2次試験事例攻略のセオリー

 
・中小企業診断士2次試験セオリーで解く模擬問題集

 
・中小企業診断士 集中特訓 財務・会計 計算問題集

 
・中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識

 
・中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ

 
・ふぞろいの合格答案


 
◆二次試験(口述)◆

筆記試験の合格発表前までは、なんとなくネットで情報を読んでおく程度で、あまり積極的に対策は行っていませんでした。
合格する可能性は半々程度と思っていたこともあり、合格発表までは基本的に試験のことは考えないようにすると決めていたからです。(ただし再現答案だけは作っておきました)
 
筆記試験の合格確認後は、改めて本試験で出題された事例文を読み込み、自分の再現答案と、雑誌企業診断に掲載されていた模範解答を照らし合わせました。
また、TACが公開していた想定質問集を参考にして、質問に答えるための準備を行っていました。
 
最後に仕上げとして、TACの模擬面接を受けました。
模擬面接の試験官はわざと厳しめに対応していたそうで、おかげで本番での緊張をいくらか小さくすることが出来たと思います。
 
なお、「中小企業診断士 登録に至るまでの戦いの記録」に、受験生時代~診断士登録までの様子を生々しく書いてあります。
 
また、一発合格道場にて、平平というハンドルネームで記事を書いていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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