Blog

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2015年7月5日

勉強を習慣化する方法(2/2)

雑記

今回は前回に引き続き、勉強を習慣化する方法について書いていきます。
 
前回は、勉強の習慣化のために、以下の4つの方法論を紹介しました。
1.目的、目標、手段を明確にする
2.生活パターンの中に勉強を組み込む
3.誰かに見ていてもらう
4.己への誓い
 
「1.目的、目標、手段を明確にする」、「2.生活パターンの中に勉強を組み込む」については、前回書いたので、今回は残りの2つです。

 
3.誰かに見ていてもらう

人によっては、これが必要だと思います。
私などは典型的な自堕落タイプなので、誰も見ていないとついつい甘い方へ楽な方へと流されてしまいます。
 
見ていてもらうといっても、自分が今勉強しているテーマや、勉強内容、資格試験であれば模試などの点数を定期的に報告するだけでかまいません。報告する相手が勉強しているテーマの内容をあまりわかっていなくても大丈夫です。ただ、自分がそのテーマについて勉強しているのだということを認識してもらえればよいのです。
 
見ていてもらう人は、なるべく「この人に自分のだらしないところは見せたくない。カッコいいところを見せたい」と思えるような人が望ましいです。尊敬する人、ライバル、家族や恋人、自分の部下や後輩などでしょうか。
そのような人たちの前で、「今日はちょっと色々で勉強できなかった、昨日もちょっと・・・」などと言い続けるのはかなり辛いものがあるはずなので、勉強を継続する効果は抜群です。
 
ただ、これはそれなりに精神的なプレッシャーになるので、万人にはおススメしません。
 
4.己への誓い
最後の方法は、ちょっと怪しい内容になるので、紹介することを躊躇していたのですが、なかなか思ったように勉強が続けられなくて悩む方のために、私の最終兵器を紹介します。
 
題して「己への誓い」。
まずは勉強する内容を決めて自分自身にこの内容を達成することを誓ってください。
例えば資格試験であれば、「明日は過去問1年分やる」という感じです。そして次にこうつぶやいてください。
「この約束が守れなければ今年の試験は放棄する」と。
「今年の試験は放棄」の部分は例えなので、実際には自分が心からやりたくないことを入れるといいでしょう。
 
私は特に信心深いわけではありませんが、これは強烈な効果があります。
もちろんここで約束したことは一度も破ったことはありません。
 
ただ、恐ろしいので滅多なことでは使いません。
どうしてもスランプに陥って勉強がさっぱり進まず、このままではまずいといった、ここぞという時にのみ使うのです。(最終兵器たる所以です)
 
私は元々朝型で、朝起きて勉強していましたが、やはり気が緩んでくると寝坊が続くようになります。
そんな時は、「明日の朝起きられなければ、今年の試験は放棄する」とつぶやくのです。
少なくともその翌朝だけはしっかりと起きることが出来ました。
 
注意点として、約束についてはプロセスだけにして、結果を約束として使わないようにしてください。
例えば、「次の模試で80点取れなければ、今年の試験は放棄する」はいけません。
これで万が一、次の模試で80点未満の結果が出てしまったら、そこで今年の試験は終了してしまいます。それはいくらなんでもあんまりです。
なので、「テキストを○ページ読む」とか、「問題演習を○問やる」といったプロセスについてのみ約束するようにしてください。
 
この方法は真面目な人ほど効果が高いです。
ただ、真面目な人は精神的に苦しくなってしまうので、あまりやり過ぎないように注意が必要です。
逆に約束なんて守らなくても全く気にならない、というタイプの方ですと、あまり効果が無いかもしれません。
あらかじめご了承ください。
 
以上、いかがでしたでしょうか。もちろん、皆様それぞれの性格や生活環境によって、今日ご紹介した方法が使える使えないはあるかもしれませんが、ご自身の勉強に少しでも参考にして頂ければ幸いです。
 

 
勉強会やります!
 
今回のテーマは「経営者が最低限知っておくべき財務諸表の肝」。
一見、数字の羅列にしか見えない財務諸表を意味あるものとして把握し、経営に役立てるための方法についてお話したいと思います。
普通の「会計のお勉強」とは一味違った学びがあるはずです。
 
日時:2015年7月11日(土)15:00 – 17:00
テーマ:経営者が最低限知っておくべき財務諸表の肝(予定)
想定参加者:財務諸表が読めるようになりたい経営者または創業希望の方
参加定員:10名
場所:仙台市戦災復興記念館 4階第5会議室(仙台市青葉区大町二丁目12番1号)
会費:2,000円(当日現金にて)
 
お申込みはこちら
 
終了後は懇親会も予定しております。
皆さまのご参加、心よりお待ちしております。

お問い合わせ

Contact

ご質問、ご相談はお気軽にご連絡ください。