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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2015年5月3日

会社名を付ける時に気を付けることは?

起業・経営について

新たに会社を作る時には必ず考えなくてはならない「会社名」。
皆さん、どのように考えていますか?長い時間をかけて色々考える方、直感でパッと決めてしまう方、色々いらっしゃるかと思います。
 
私は名前に愛着持つ方なので、かなり長い時間を使って考えました。
余談ですが、昔、「ドラクエ」などのロールプレイングゲームなどで主人公や仲間の名前を考えるのにもだいぶ時間をかけていた気がします。
「名前がやっぱり気に入らない」という理由だけで、途中まで進んでいたゲームをリセットしたこともあります。
それくらい名前付けは重視しています。
 
そんな会社名ですが、やはり付ける際のポイントはいくつかあります。
 
まずは電話口で相手が聞き取りづらい名前だと、何度も聞き返されたり、間違われたりして苦労するので注意が必要です。一度、他の人に聞いてもらって確認した方がよいでしょう。
 
また、ネット検索してみて同じ名前の会社がある場合は、その会社がどんな事業をしているのかくらいは見ておいた方がよいです。怪しい商売をしている会社と同じ社名だと、自社も変な目で見られかねません。
私の友人で不動産会社をやっているのがいるのですが、昔、耐震偽装等で問題になった会社と社名が同じで、自分の会社にクレーム電話がバンバンかかってきて困った、という話を聞きました。
彼の場合は、既に営業している会社だったので、事前にどうこうは出来なかったのですが、もしこれから設立しようとする場合は、事前に同名会社の有無の確認を行ってください。
もし同名の会社があるのであれば、そこがどんな会社なのかということは確認しておいた方がよいでしょう。
 
それから、造語等の場合は、外国語で変な意味にならないかも一応確認しておくと、後で後悔しなくてよいかもしれません。
別の友人の例ですが、付けた社名は横文字でオシャレな感じだったのですが、スペイン語だかポルトガル語では卑猥な意味になる、という残念な話があります。
 
初めての相手と名刺交換すると、思いのほか社名の意味を聞かれます。
そこで上手く答えられるとその後の商談も上手くいくかもしれませんね。
 
なお、会社名がコロコロ変わるのは怪しい会社だと思われるので、一度社名を決めたら、よほどのことが無い限り、会社名を変えるのは止めましょう。
 
たかが会社名、されど会社名。
社長にとっては会社は自分の子どものような存在です。
そういった意味でも、やはり愛着が持てる会社名が良いと思いますよ。

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