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致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集

致命傷を回避するための経営実践ノウハウ集
2018年2月4日

ちょっとした生産性向上術

起業・経営について

最近、あちこちで「生産性向上」というキーワードを目にします。
 
忙しい経営者の方々であれば、「自分自身の生産性も上げたい」と考えたことがあるのではないでしょうか。
 
今回は「ちょっとした生産性向上術」ということで、私が実際に実践しているものの中から”ちょっとした”ものでありながらそれなりに効果があると思うものをいくつかご紹介します。
 
1.隙間時間も常に何かやっておく
スマホがあるおかげで、駅での待ち時間などの隙間時間はだいぶ有効活用できるようになりました。私はSNSやネットニュースのチェックはだいたいこの隙間時間を使って行うようにしています。
 
ただ、歩いている最中や車の運転中はスマホを見られないですよね。
そういったときは、音声で録音されている講義や教材を聴くようにしています。
個人的には語学教材がおすすめです。車の中などで他に人がいないのであれば、音声に併せてスピーキングの練習をする「シャドーイング」などもおすすめです。
ついでに、音声を聞くときは1.5倍~2倍で聴くようにするとなお効率的です。
本当かどうかはわかりませんが、音声を早く聴くようにすると頭の回転も速くなるそうです。本当だといいな。
 
また、歩いている最中は考え事もいいでしょう。ただし漠然と考えていても思考が堂々巡りするだけですので、「〇〇に着くまでに結論を出す!」とアウトプットを意識しながらやると効果的です。
 
 
2.文章を早く読めるようにする
いわゆる速読です。速読といっても、通常の何十倍も速く読めるようになる必要はありません。ちょっと意識して練習すれば、通常2~3倍程度で読めるようになります。
特に仕事がら、本を読むことが多い、書類を読むことが多いような方は、これだけで生産性が2~3倍になるのでお勧めです。
 
 
3.キーボードの入力を速くする
パソコンを使った文字入力が多い仕事をしている方は、キーボードの入力速度向上は必須です。
ブラインドタッチは当たり前、その上で入力速度を高められるよう訓練しましょう。
速ければ速いほど生産性も上がります。
ただ、高速入力をしようとするあまり、キーボードの打ち込み音が大きくなってしまうと周囲の人に迷惑がられてしまうのでご注意ください。
 
 
4.コピペの積極活用
いくらキーボードからの入力が早くなったとしても、資料やメール、報告書を作る際、毎回一から作成するのは大変です。
こういう時、いかに「あのとき作ったアレから持ってこられるな」と過去の蓄積から引っ張ってこられるかで生産性は大きく変わってきます。
ただ、持ってくる元を探すのに時間がかかるようでしたら、それは本末転倒です。
 
また、コピペする時に注意が必要なのは、コピペ元から変えなくてはいけない部分をうっかりそのままにしてしまうことです。例えばメールでの宛先とか。これはやりがちですね。
場合によってはトラブルに発展するような場合もあるので、くれぐれもチェックだけはしっかりするようにしてください。
 
 
5.歩くスピードを速くする
普段、歩くことが多い方は、歩くスピードを速めるよう意識するといいでしょう。
1日1時間歩く人なら、1.5倍のスピードで歩けば1日20分の節約になります。
 
たった20分と思うなかれ。365日だと7,300分、121.7時間、5日分に相当します。
ゴールデンウィークの休暇分くらいにはなります。
また、速く歩くと身体も鍛えられるらしいので一石二鳥ですね。
 
そういえば、昔、人から「速くご飯を食べること」と「速くしゃべること」も勧められましたが、「速飯」は体に悪そうだし、「速く喋る」のは場合によっては聞き手に対して失礼かなと思うので、時と場合を選んだ方がよいと思っています。
 
 
以上、ちょっとしたことではありますが、少しでも時間を作りたい!という皆さんの参考になれば幸いです。

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